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「そのぬいぐるみが欲しいのか?」
桃子は期待した表情でこういった。
「うっ・・・うん!で・・でもお〜、とれっこないよ」
「そのピンクのうさぎだろ?俺がとっちゃる♪」
「いいよ!お金もったいないよ〜」
「バカにすんなよ!すぐとれるって!」
(な・・・なにがなんでもとってやる!)
俺は千円を両替し、うさぎのぬいぐるみが待つ、UFOキャッチャーへ手を伸ばした。
(ドキドキ・・・)
「う・・・ああ、ゆう君!そこ!そこ〜〜!」
・・・・・ポトッ・・・・・
「し・・・静かにしてろよお〜!」
なんて桃子の所為にしながら・・・10回目。。
・・・・・ポトッ・・・・・
「ありがとゆう君もういいよ!とろうとしてくれてありがとう♪」
もはや桃子は関係なく、勝手に100円がUFOキャッチャーに吸い込まれていった・・・
次の瞬間!!
二人同時に叫んだ。「あ!!!」
11回目にしてつとうGETしたのだ。
「きゃ〜〜〜〜!!ゆう君!嬉しい〜〜!!」

うさぎに抱きついて飛び跳ねて喜ぶ桃子。
「ありがとう♡大事にするね♪」
「あ・・ああこれくらいどってことないぞ!」
と強がってみたり。
(い・・・一件落着ってトコか・・。でも1100円もかけたぬいぐるみ・・
俺がもらってもとかったな)とありえないことを想像して微笑した。
「と・・ところでさ・・」
喜ぶ桃子の顔を横目で見て、ポツリとこういった。