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        お座敷文化大学
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夢て

2005年12月初旬、着物友達Sさんと一緒に、念願だった伊東温泉主催の『お座敷文化大學』に行ってきました。たったの2日間ですが、芸者さんから お稽古事を学び、一般ピープルにお披露目までして、芸妓の「裾引き」に、普通 の着物や浴衣も着て、温泉も計5回入って…と、なんとも濃ゆい1泊2日でした! お座敷文化大学は伊東随一の観光名所「東海館」で春季・秋季の週末に実施されているのですが、主に「芸者いき粋体験学部(女性限定)」と「お座敷芸遊戯学部(男女対象)」の2学部があって、憧れの芸妓扮装が出来るのは「芸者いき粋体験学部」。今回私と友人Sさんが体験したのは、このうちの1泊2日の専門課程「お座敷稽古コース」になります。それ以外にも、芸妓扮装のみの入門課程「芸者姿体験コー ス」もあり、こちらは所有時間も2時間程度なので時間のない人にもお勧めです。(でも実際体験してみると、内容的にも金額的にも1泊2日コースの方が断然お得な気がしました…。時間のある人なら絶対専門課程だと思いますよ!)

++第1日目(午後1時〜4時30分)++
1日目は午後から都々逸や踊りのお稽古…という事で伊東に着いた私達は軽く食事をし、直接「東海館」へと向かいました。この東海館がまた素敵な場所なんですが、とりあえず詳細はまた後程。入館すると1階奥の和室に案内され、そこでまずポリの着物に着替えさせられます。私は最初、黒系の縞柄の着物を渡されたんですが、なぜか青の花柄小紋に交換させられちゃいました。(な、なぜ?縞の方が好みだったのに〜-_-; ) ちなみにSさんは、コレと全く同じ柄の色違いを着せられてました。まさか姉妹でもないのに着物でペアルックになる日が来ようとは…。
ちなみに定員8名の課程に対して、今回は私達以外に2人の方がそれぞれお1人づつで参加されてたのですが、この小染さん・おネコさん(←お座敷文化大学で登録する源氏名)とは、2日間ご一緒して、いろいろお話ししたり写 真を撮りあったりと、とても楽しく過ごさせて頂きました。ありがとうございます(^o^)/

全員、赤い襦袢から着付けします。

典型的な小紋柄のポリ着物…。
色違い!
私が真青で、Sさんが深緑色です。


++源氏名騒動
++
そうそう、実はこの源氏名という物を、私もSさんも全く考えてなかったんです。というのも、実は前情報で、自分で好きな名前を付けてる以外、スタッフの芸者さんに名付け親になってもらう事もできる…と聞いていたので、どうせなら自分で付けるより人に付けてもらった方がいいよね〜という事で、2人も何も考えずに来ちゃったんですよ。ところが、実際は『ハイ、明日渡す卒業証書に書かなきゃいけないから、今考えて!』とか言われちゃって、アセってしまいました。「基本自分で決める」というのが大前提と知ってれば、もっと真剣に考えてきたんですが(ー_ー:)結局、急遽、お互いの名前を(Sさんと私の間で)付けあおうという話になったんですが、こういった事が割と得意な私は10秒くらいで安易に(ゴ、ゴメンなさい。でも別 に適当に付けたワケでは…)決めてしまったんですが、咄嗟の事で考える時間もなくテンパったSさんは結局断念。結果 、私の源氏名は自分で決めてしまいました。
…というわけで、Sさんは御本人の名字と名前の両方にちなんで「しの香」私は好きな時代小説に登場する花魁の名前(解る人にはすぐ解ると思う…)&本名にちなんで「明里(あけさと)」という源氏名になりました。
いや〜でも本当にかなり適当に決めてしまった上、芸者さんにも指摘されてしまいましたが「明里」て芸妓じゃなくて花魁の名前だし、その辺どうも納得いかなかったので、旅行帰宅後、改めて相方に自分の源氏名を考えてもらったところ、「ペットの名前を取るのも良い」という芸者さんの言葉をヒントに、3年前に大往生した愛犬“シロ”にちなんだ「ましろ」はどうかという意見を頂きました。イヤ、いいよ「ましろ」!少なくとも明里よりは気に入ったよ!…というワケで、もしやり直せるなら、私の源氏名は「ましろ」でよろしくお願いします。(誰に言ってるんだか…)

++恐怖の芸妓稽古 ++
さて肝心のお稽古ですが、最初は男性講師による芸妓文化講座。これは渡されたテキストに沿って芸妓の基礎知識や文化を学ぶというものなので、まぁ特に問題はないのですが、ヤバイのはお作法・都々逸・踊りですよ〜(>_<) 管理人は着物は好きですが、和のお稽古事には全く無縁の人間なので、お作法・踊りなんてもうボロボロ。(踊りに関しては以前日記で運動神経とダンス能力はまったく別 物!と力説したくらい、もともとダメなんですが…)都々逸も、どんなものか今回初めて知りましたが、下手とか以前に自分の音程がドコをさ迷ってるか分からないし…。
恐ろしいのはこんなヨレヨレな唄と踊りを、明日、「卒業記念お披露目会」と称して、一般 入館客に披露しなきゃいけないという事です。というわけで、おのずと真剣にならざるをえなかっのですが、幸いと言っていいのか悪いのか、多分他のお三方も私と同じようなレベルだったと思うので、あんまり恥ずかしくない…なんて安心してる場合じゃないですYO!このままじゃ、別 の意味で恥をかきますよ!一応唄も踊りも先生が先導して一緒にやって下さるんですが、先生(どちらも芸者さんで、踊りの先生は浪千代さんという方でした)の「さぁ、コレで明日はバッチリねよ?!」という言葉に、お互い不安げな顔をするしかない4人でした…。
芸妓文化講座
小1時間のお話でしたが、芸妓や舞妓に関して特に特別な知識があるワケではない私にとっては、なかなか興味深かったです。だいたい舞妓・芸妓になるまでの修行過程はなんとなく想像がつくものの、なった後にどういう収入源を得て、この平成の世で一職業として成り立ってるのか、外人じゃなくても摩訶不思議ですよ…。ちなみに芸妓さんの最盛期は昭和40年頃だそうです。意外と近年?なんですね。
都々逸
芸者の先生が伊東というより江戸っ子っぽい粋なカンジの方で、とても素敵でしたV 渡されたテキストには50近い都々逸が載ってましたが、今回は受講者4人ということで、双手に別 れて各2曲づつ挑戦することに。好きな歌詞を選んでいいよと言われたのですが、私が一番気に入ったのは『切れてみやがれ ただおくものか ワラの人形に五寸釘』でした。
つ、使えません。結局先生の選定で、最近風が強いからと『昨日北風 今日南風 明日は浮き名のたつみ風』、それに今回私が唯一知ってた『さんぜん世界の からすを殺し 主と朝寝がしてみたい』の2本になりました。しかしどの唄も基本的には七七七五なハズなのに、何故こんなにメロディに乗れないんでしょうか…。上がったり下がったり、今自分の声が何処にいるのか解りません。

そんなこんなで、たったの3時間でヨレヨレになりつつも1日目はなんとか終了。宿泊先ですが、偶然にも小染さんと同じ宿という事が判明。というワケで、初対面 ながら温泉までご一緒してしまいました…(^_^;)宿泊先の伊東大和館は、今流行りの女性は好きな色浴衣が選べる旅館で、うまーい料理とかはないですが、可愛い浴衣が着れたのは嬉しかったです。 温泉も檜に岩風呂、露天風呂…と、夜・朝計4箇所も入ってしまいました。


旅館にて

紺地の浴衣に黄色の帯
オレンジの細かい格子に水玉 の柄浴衣

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