まい・すぅぃーと・だでぃ
父をネタに書いてくれ、ってリクエスト受けまして、父に改めて色々聞いてたんですけど、どこをどう切り取って語ればいいのか分からなくなってきまして、まずは父と母の事から書いてみたいと思います。
まず、父は現在39歳です。
母は父の2つ下(もうすぐ1つ下)なんですけど、何故か20歳と言う事になってます(笑
さて、この時点で、「え?」て思う人居るかもしれないですね。すると私が産まれた時には……ひいては、兄が産まれた時には……って。
とっとと正解言いますと、兄が産まれて、2人が「親」になったのは、父18歳高校3年生、母16歳高校2年生の時の事でした。
普通はこういう年齢での出産って、「できちゃった」時の話ですよね?若気の至りでえっちを楽しんだ結果、望まぬ子供を授かって、やむを得ずに結婚、てのがパターンだと思います。
しかーし、そこがうちの父が普通でない所。兄が産まれた時、正確には兄が授かった時点で、両親は「夫婦」でした。
そもそも、2人が付き合い出したのは、母が中1の時、母の父(つまり私の祖父ですね)を亡くして、京都から引っ越してきた時からです。父は部活の1年先輩で、同じく父親を亡くしていたという境遇から母と仲良くなり、付き合い始めました。
父の進学した高校に母も進み、2人は校内で知らぬ者は居ない程の、有名馬鹿ップルだったそうです。当時の逸話も色々聞いたんですけど、象徴的なエピソードを1つ。休み時間になると、2人がそれぞれ教室を飛び出して、廊下を、階段を走り、出くわした場所で抱き合い、チャイムが鳴るまでそのまま過ごす、てな真似を、していた時期があったそうです。
ところが、こんなラブラブ馬鹿ップルしていた割に、父は母に手を出していませんでした。別に両親共、未体験では無かったそうで、純潔を守ってた訳では無かったそうなんですけどね。父曰く、「Mさん(母の事)は妻にするつもりで真剣に付き合ってましたから、結婚してから、と思いまして」との事だったそうで。なんかそう考えると、「妻にする気はないから」って手を出されてた父の性交渉相手がいい面の皮ですが。あ、ちなみに、当時から2人は「本気にならない限りは浮気はOK」だったそうです。
さて、父が17歳の時、父は、自分の母親と母の母親の前で宣言します。「Mさんと結婚させてください」と。勿論、正式に籍を入れるのは父が18歳になってからになる訳ですが、実質的な結婚生活を認めてくれるように申し込んだ訳ですね。色々反対もされましたが、父は粘り強く交渉し、それぞれのクラス担任と校長まで説得して、とうとう結婚生活の許可を貰います。
年明けの冬、2人は父の母の家で一緒に暮らし始め、性交渉も始まります。晩春、母の妊娠が確認され、初夏、父の誕生日に、正式に籍が入れられます。そして秋。高校生同士の夫婦の間に、兄が誕生する訳です。
こうやって文章で書くと簡単ですけど、当時は本当に色々大変だったらしいですね。マスコミからの取材申し込みすらあったそうで、断っても中々諦めてくれなかったりとかしたそうです。
父も母も、同居後バイトをしてまして、学費と出産費用以外は自分達で稼いで生活してたそうです。そして、学業もちゃんとこなし、2人共、決して悪くない成績で無事卒業したそうです。
2人共、楽しそうに当時を語ってくれるんですけど、ちょっと想像しただけでもとんでもない苦労してたと思いますね。まあ、「できちゃった」訳で無く、ちゃんと「望んで」産んだ子供が居た訳ですから、頑張る理由は充分あったんでしょうけどね。
ちょっと話逸れますけど、そこまでして産み、育てた兄でしたから、交通事故で亡くした時は、2人共凄まじく悲嘆に暮れてました。今回話聞いてて言われましたけど、母はもしも私が居なかったら、本気で自殺も考えたかもしれなかったそうです。
母も卒業し、2人で共働きしていこうとした矢先、母は私を身篭りまして働けなくなります。父は仕事をあれこれ掛け持ちして、生活費稼ぎに奔走します。
私が産まれて数ヶ月後、父は、現在の仕事に繋がる職種で、責任のある地位を任され、そしてその責任に充分に応え、若干20歳にして安定した高収入を手にします。バブルの好景気時代だった事もあって、父は頑張っただけ収入を得て、母を子育てに専念させて、一家を支えました。
そして現在。父はバブル崩壊や金融不安を乗り越えて、今も責任のある地位で期待に応えております。流石に最近は高収入とはいかないみたいですけどね。まあ、私が既に半経済自立してますんで、生活に困るような事はありませんけどね。
ちなみに父は唯でさえ実際若いのに、更に見た目が実年齢より10歳程若いので、未だに「責任のある地位」である事を初対面の人に信じてもらえないそうです(笑
えーと、まずは父の話、黎明編、ってトコですかね。ざっとした紹介になりましたけど、うちの父はこーゆー感じの人です。
まだ山程エピソードありますんで、今後もぽつぽつと父ネタ書いていきますんでよろしく。