以心伝心
以心伝心
「……なぁ…クリフ。」
クリフの名前を呼んでみる。
「んぁ?どうした?」
「いや、何でもない。」
言える訳ないよな。『ただ顔が見たかった。』だけだなんて…。
でもクリフは僕が呼べば必ず答えてくれる。
それがただ嬉しくてくすぐったい。
たまにはこんなのもいいのかもしれない。
「……あのなぁ、フェイト?」
「何だよ。」
「そりゃ俺の台詞だ。さっきから俺の顔、ずーっと見てるじゃねーか。どうかしたのか?」
流石に気付くか…。
「何でもないよ。ホント…。」
「何でもない訳ないだろ?ほら、言ってみろ。」
しまった…。クリフがこういう風に聞いて来たら納得する理由を言うまで逃がしてくれないぞ。
仕方ない…諦めるしかないか…。
「……顔を見て居たかったんだよ…。」
「はぁ?」
クリフが間の抜けた声を出すもんだから、急に恥ずかしくなってきたじゃないか。
絶対顔が赤いな僕…。
こうなったらままよっ!言い逃げしてやる!
「顔を見て居たかったの!僕はクリフの事が好きみたいなんだよ!!」
ベッドから立ち、クリフの顔を見ない様に通り過ぎようとした。
こんな事言った後じゃまともに見れる訳無いだろ!
その時、クリフが僕の腕を掴んだと思ったらいつの間にかクリフの下に居た。
僕の下にはベッド。もしかして…押し倒されてる?
「はー。何で先に言っちゃうのかね〜。こいつは…。」
ガックリとクリフは頭を垂れる。
なんだよ、そっちが言えって言ったくせに…。
「俺もお前と同じ気持ちだってのに。」
えっ?同じ気持ちだって?クリフも?僕の事が?
じゃあ、何?こいつも僕と同じ事を言うつもりだったのか?
「お前…混乱してるだろ。」
「混乱するに決まってるだろっ!」
「しゃーねぇ、嫌だったら押し退けろよ。」
そう言うとクリフは僕の顎を掴み、顔を寄せて来た。
「ちょっと…何す…」
言い終わらぬ内に温かい物が唇に触れる。
それがクリフの唇だと判断するのに時間が掛かった。
「んっ……!」
口付けられている場所から熱くなる。
何も考えられない。
ようやく唇が離れると、僕は更に顔が赤くなるのを感じた。
クリフの深く蒼い双眸が目の前にある。
「全く…。俺とした事がこんなにもマジになるとはな…。責任取ってくれるんだろうな?」
おどけた様に言うクリフだったけど、その顔はとても優しくて…。
僕は照れ隠しをするようにクリフに抱きついた。
「何言ってんだよ。責任取るのはそっちだろ?守るって言ったのはお前なんだからしっかり守ってくれよ?」
「それもそうだな。まっ俺に任せときゃ万事OKだ。問題ないだろ。」
顔を見合わせ、僕達は笑い合った。そしてもう一度唇を寄せ合う。
お互いの体温を確かめ合うように…。
END
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あとがきと言う言い訳。
創作時間数十分。(爆)
初のSO3♪クリフ×フェイト只今ハマってますvvv
クリフさん、初登場時初っ端からやってくれました☆
「こいつをかっさらいに来たんだぜ」と言う台詞に鼻血ブーV(汚ねぇ)
それ以降も告ったりしてるし…。E●IXさん狙いすぎ…vvv
この二人に一体何人のお姉様方がノックアウトしたんでしょうか?
同士求む!!!(笑)
モドル