別れの瞬間(とき) なぁ…クリフ…。 お前は気付いているか?僕の気持ちに…。 お前に触れて欲しい、こんなにも貪欲で激しい想いを…。 だけど…お前には知られちゃいけないんだ。 だって…僕は……。 だから…僕は離れるよ…。 お前の傍から……。 全てが終わった。 今まで共にいた大切な仲間達は皆、それぞれの場所に還って行く。 護るべき者達の元に。 そもそも僕達は出会う筈もない人間同士。 それが当たり前の筈だった。当たり前の筈なのに… 唯一人…離れたくないと思う人間がいる…。 僕自身、初めは解らなかった。 今思うと解らないフリをしていたのかもしれない…。 いつの間にかこんなにも想うようになって… 傍に居るのが当たり前になってて… 自覚してしまった時から眸が離せなくなっていた。 ずっと一緒に居たいと想った。 恋愛の経験が無かった訳じゃない。 只、そこまで想う事がなかっただけ…。 もう、相手の顔すら覚えていないけど…。 だけど、あいつは…クリフだけは違った。 あいつの声 仕草 深い蒼で見る眸… その全てが僕の心を掻き乱していったんだ。 簡単に人の内(なか)に踏み込んでくる。 でも…嫌じゃなかった。寧ろ安心感すらあったんだ。 ずっと…これが続けば良いと…。 でも、それは望んじゃいけない…。 クリフ…僕は怖いんだ…。 いつか又、この『破壊の力』が発動してしまったら… この能力(ちから)がお前を傷付けてしまったらと思うと… それが僕には耐えられない。怖くて仕方がないんだ。 だから…僕は行くよ…。 黙って居なくなる事、お前は怒るかも知れないけど…。 全部僕の我が儘なんだ。それは僕自身がよく分かってる。 今まで護ってくれて有り難う。 お前の存在がいつも僕を支えてくれた…。 どんな時も…… それだけで僕の心は救われたよ? 本当に感謝してる。 多くのものを与えてくれたお前を裏切ってしまう形で別れるのは辛いけど そうでしかお前を守る術はないから…。 …僕に出来る唯一の術だから… だから…行くね。 誰よりも…愛してる…。 この気持ちはずっと変わらずに… 最後の言葉をお前に… 「ばいばい…。」 FIN +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 相変わらず突発モノ(爆) フェイト視点で書く事多いな…私。 何故かクリフ視点は私にとって難しい事が発覚。(笑) 次回こそは是非エロを…!!! 自慰見られとか…vvvv(死に晒せ)