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ネコでも分かる精神分析



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2005/07/27
科学的なものと非科学的なもの2

どうも叔父は学校をまともに出ていないらしい。
小学生レベルの漢字も書けないらしいことが分かってきました。叔父の子ども時代。正確な年代はわかりませんが戦時中がかぶってると思います。貧乏な家の息子なら分かるんですよ。でも叔父は裕福な家の一人息子だったにも関わらず、字がまともにかけなかった。
おまけに。

どうも妄想的発言が多かったらしいんですよね。
妹の一家がうちに嫌がらせをしてくるとか俗にいう被害妄想が激しく、また男根的な性格ゆえに攻撃的な言動が激しかった。


やっかいだからかかわりたくない。

両家一致の意見でした。

叔母が亡くなり母方の親戚一同とのつながりが失われてからは、街で母方の親戚の誰かと出会っても顔を背け口もきかなかった叔父と従兄弟。
完全な断絶状態だったらしいです。狭い町内ですから、流れてきた噂によるともう完全に被害的な妄想に支配されていていたっぽい。もし叔父が母の兄弟の誰かだったら私は迷わず病院へ連れて行くように伝えたかもしれませんね。
そうそう。今思い出しましたが、叔父はよく「昨日のよる仏さんがうちに来た」とか言ってましたっけ。
母もその他の叔母もふんふんと適当に聞き流す中、そんなのが見えるのも私にとってはそこまで不思議なことではなかったので、「ああもしかしたらくるかもな」ぐらいに思ってたんですよ。
それが彼の願望から来る幻覚なのか、男根的性格ゆえの自分を特別な存在、優位な存在と認めてもらいたいが為の彼だけの事実だったのか。(まぁぶっちゃけ嘘かもしれないってことです)

ただ、働きもせずずっとそういった霊的な場所やら修行やらをしていたのは知っています。私が男なら何とかの火渡りとか滝行とかの修行に連れて行ったのに。とか言っていたのも覚えてます。自分には息子がいるのに。

そんな叔父を思い出しながら、本当に最近思うのは、「そんなこと科学的に証明できない」で片付けることのなんと簡単なことか。
うつ病がどうやら脳内物質のドーパミンやらセロトニンの分泌異常と関係しているっぽいよ?みたいなのが分かってきたのはここ20年にもならないくらい?以前は特にはっきりした誘因や契機もなく発症する躁鬱病や統合失調症は内因性の精神病と分類されていましたが、これだってどうやら脳内物質と関係あるらしいよ?みたいなことが医療技術、医療器具や機械(PETなどの脳内の血流を見る機械とか)の発達により分かってきた事実です。
もっとわかりやすく言うと、忽然と消えた失踪者と北朝鮮との関係。これなんてここ3−4年になってやっと表ざたになった話であって、昔ならこれを「神隠し」と呼んで恐れていたことでしょう。昔でなくても人は忽然と消えた人々の失踪を気味悪く思っていたでしょう。いくら関係筋とかでは有名だったとか、その手の専門家の間では有名だったといわれても一般化されたのはつい最近ですよね。(失踪した人をじゃなく失踪自体をですよ。わけの分からない失踪というのはなんとなく気持ち悪いものです。拉致された方々は本当に生きて日本に帰ってこられて良かったと思いますね。原因わかってスッキリしたし。)

今だって失踪は後を絶ちません。ある県の7歳か8歳くらいの女の子が飲みかけのココアを残したまま忽然と姿を消し、その後に送られてきた彼女に関することを書いた怪文書は読むと本当にゾッとします。それは科学とかどうとかというよりなにか得たいの知れないものであるからです。事件に巻き込まれた可能性がある。これを昔の人は前出の「神隠し」と呼んだのでしょう。今ならコレコレこうでこうかもしれない。と迷信でなく現実的に説明が出来る。
科学で証明できないことは無限大にある。けれど今後科学はどんどんそれを解明していくと思います。

どこで科学的と非科学的な事象であると線引きをするか。
それは神のみぞ知る。と私は考えます。
明らかに精神病の症状だと分かるものもあれば、そうでない不可思議なこともある。それをどっちかの立場にたって批判したり見なかったことにする。というのはどうにも傲慢な気がするのです。

ちなみに件の叔父はもう数年前に亡くなったそうです。
断絶状態だった両家の関係上亡くなったという事実を母方の親戚が知ったのはずっと後だったとか。死因も何も分かりません。

ただ今となっては叔父は精神を病んでいたのか、それとも本当に神様が見えていたのか。
詳しく検証せずしてどっちと決め付けることは難しい。

そのくらい不思議なことはたくさんあるのです。
そういえば精神科の患者さんの中には色々と意味不明の言葉を私たちに伝えてくるんですけど、中には予知めいたことをたくさん言う人もいるんですよ。本当に偶然だけじゃなく。それも真夜中の丑の刻くらいの時間帯に突然起きてきて詰所の窓をドンドンと叩く。精神病院でそのくらいじゃ驚かないですけど「どうしました?」って窓開けると
PT:「あんな、燃えるねん。真っ赤に燃えるねん。あんたまさこやろ?な?な?」窓をピシャン。。。。
私:「(゜∀゜;)???????」
一応看護記録に書いてその後大きな火災がどっかであったり。
地震があったり阪神大震災があったりしました。普段はまったく会話が成り立たないのに、そういったことを伝えるときだけきちんと話をしたりとか。
なんだか本当に巫女とか神とか精神世界と精神疾患との関係について考えたこともあります。


余談ですが、前出の叔母の家うちの父はすごく嫌がっていました。父は私と同じ憑依体質なんですよね。
隣のおじさんに会ったみたいに「さっきそこの○○におばあさんが立ってたね」とか普通に言う人です。
あの家の澱んだ空気と積年の念はやっぱり父には刺激的だったようですね。





2005/07/27
科学的なものと非科学的なもの

私は霊媒体質で念がどうの憑依がどうの言いますけど、世の中の大体のことって人為的、あるいは生物的なところに原因があると常々考えています。それを踏まえて私は時々「憑依」されたり、あるいは霊媒体質。。。と言っています。
さて、たとえば憑依。昨日書きましたけど、体外、脳の病気である「統合失調症」もしくは「非定型精神病」といった精神障害の症状であることが多いです。
私が精神科に興味を持ったのはその辺りかな?まず小さいころから霊感が強く感受性が過敏なくらいに豊かというよりもう敏感で、「狂うこと」が何故起こりえるのかが不思議でならなかった。いつか自分が狂うんじゃないか。。そんな発狂恐怖みたいなのはいつもいつも幼い私の中にあり、夜眠る前になると思い出しては眠れなくなる。みたいな子どもでした。母はまぁ「早く寝なさい」とかいい加減ウザくなって、ベット横の壁いっぱいにパンダのシールを貼り「パンダちゃんが守ってくれるから大丈夫」と言って去っていくようになりました。まぁパンダもクマですからね。守ってはくれるかもしれませんけど。
うちの母はあまりその辺知識がないというか(当たり前ですけど)狐憑きとか狗憑きとか云々の話をよくとなりのおばちゃんなんかとするわけですよ。子どもながらにその話を横でジーっと聞くわけです。不思議だなぁって。

で、母方の親戚になんだろう。。あれは。。不動明王様かなぁ?
何かを信心してる叔父がいて、またそれが変わった1家で全国の霊所を親子3人でめぐってるんですよ。血がつながってるのは、叔母のほうでそのだんなの叔父が自称霊能者というか霊媒師というか、だったんですよ。けどそれで生計を立てているわけではなかった。
暗くて古くて崩れそうな家に(つっか半分崩れてる)親子3人。
叔父も叔母ももう60前くらいじゃなかったかなぁ。30過ぎの1人息子と3人でその家にすんでいました。昼なお暗いその家の電球は裸電球で、神様が祭ってあるちょっとゴージャスな神棚は床が一部陥没した昼も真っ暗な部屋の入り口のすぐ右側にありました。
私はあまりそこが怖くなかった。霊感が強くいやな場所や気持ち悪い場所では倒れてしまったり、泣き叫んだりするのにそこはいやじゃなかった。トイレというか便所ですね。あれは。庭にある便所は怖かったですけど。かなり。昼間でも一人で行けなかった。今もムリかもです。まぁでもその家自体に行くのはまぁ平気でした。理由はアレです。叔母がお小遣いくれるから。
その代償として聞かされるのは叔父が若い女の人についていた白蛇をお祓いしたとか、なんだっけ指を十字にしてエイっていったらどうなったとかそういう話。同じ話を毎年リピートして何度も聞かされました。貧乏だからそんな暗くて崩れかかったような家に住んでいるかというとそうではないんですね。実はすごいお金持ち。でも叔父が家を建て直そうとしない。
そして、叔父側の親戚からも母方のほうの親戚からもその一家はなんか疎まれていて、私の従兄弟たちもその家には普段近寄らなかった。
今の私ならどうでしょうね。たぶん行けないでしょうね。行かないでしょうね。お化け屋敷のようなあの家。太陽が当たらないあの家。神様を祭ってありながら空気が澱んでいたあの家。。。。
しかし、私の母が里帰りしたとき私たちと一緒にみんながその家を訪ねていました。私もお小遣いというアルバイト代の代償にその叔父と叔母のご機嫌をとるような行動をとりバランスはとれていました。
だから彼らは私のことをすごくかわいがってくれていました。
実際本当はすごく苦手でした。ただ、兄弟の末っ子の母はその叔母が働いて育ててくれたらしくやっぱり恩を感じていてせめて私たちだけでも懐いたフリでもしてあげれば喜ぶんだから。といつも叔父んちに行くときいい聞かされていました。
大きくなるにつれ、当然のことながら私は友人関係のほうが大切になり、もちろん妹もそれは同様でその家にはほとんど行かなくなりました。

高校を卒業してすぐのころにその叔母がなくなりました。慢性の喘息でステロイドを多用しすぎていたのと、併発した肺気腫のため私が後につとめる大学病院の呼吸器内科で亡くなりました。お葬式の準備をすすめる親戚たちは割合サバサバしてました。私もサバサバというかまぁあんまり実感がないというか。
「死」なんて意識しようもないというか。母方の祖母が幼稚園のときに死んで以来の血縁の死。正直分からなかったんですね。
まぁその辺りは話が長くなるから後日にでも。

さて、そのお葬式のときに色々とやはりうちの母方の親戚と向こうの叔父方の親戚とがもめたというか。叔父方の親戚は地元でも結構大きな商家で、そこの一人息子だったんですよ。でもその家を継いでいるのは叔父の妹。お葬式のときってやっぱりあれこれ故人が生きていた頃の話が出てきますよね。
聞けば叔父は若い頃からかなり変わった人で有名だったそうです。母の出身地はそんな山村とか閉ざされた地域ではなく、瀬戸内の穏やかな開けた地域ですが、やはりムラ単位の話。どんな風な変人だったのかは知りませんけど、若いころはわりと男気あふれる無頼漢ちっくな人(ナニソレ。。)だったそうです。まぁ顔も男前ですよ。今思えば。で、すでに別のお金持ちの学のある男性と婚約していた叔母に一目ぼれし奪うようにして結婚しちゃったらしいです。しかも叔父には妻子がいた。その妻を捨て叔母と結婚しちゃったらしいです。まぁ当時にしちゃスキャンダラスですよね。ちなみにその一人息子というのは叔母の血のつながった子どもではありません。前の奥さんと叔父との間に出来た子どもです。つまり私とも血縁関係はないわけです。
 叔父方は「家柄がそぐわないうちの娘を」と母方の親戚は「あんな性悪の商家の息子と」と。。。まぁ仲が悪かったんですよ。
でもその叔父。自分の家族とも仲悪かったんですよ。長男ですからね。本来なら家は叔父が継いだでしょう。
そしてそのご夫人として叔母もあんなおんぼろお化け屋敷に住むことなくキレイにお化粧してそこそこの贅沢も出来たでしょう。

でもその。
叔父が実家を継がなかった理由。それが今となっては分かるような気がしてきました。


つづく


2005/07/26
そろそろ本題を。。。終)

さあ「姑獲鳥(うぶめ)の夏」(http://www.herald.co.jp/official/ubume/index.shtml)ですが、色々と調べてみた結果、ただの怪奇映画、ホラー映画とはわけが違うことが分かってきました。怖いので公式ホームページには飛べなかったんですが、どうやら堤真一演じる「京極堂」は普段は古本屋を営む男性であり、「憑物落とし」をする陰陽師でもあるという一面を持っています。
この京極堂の口癖が

「この世には、不思議なことなど何もないのだよ、関口君」

ナニがいいたいのかというと、哲学、宗教、物理、民俗学などあらゆる知識を身に着けた京極堂には奇怪不可解な不思議というものはない。俗に言う「科学的根拠」ともいえる理論を持っている人物と捕らえることが出来ます。
映画はまぁエンターテイメントですし、フィクションです。おそらく魑魅魍魎オドロオドロしい様々なものが出てくるでしょう。
しかも陰陽師ものです。姑獲鳥という妖怪退治の話です。それを京極堂がどのように斬っていくのか。退治していくのか?
そういえば「犬神家の一族」とか横溝シリーズも金田一が出てくるとなぜか安心したものです。トリックをといていってくれるからです。おどろおどろしいグロテスクな世界から一気に現実にもどして行ってくれるからです。

京極夏彦はさすがにまだ読んでないのですが、その辺りが精神科の治療に似ているな。。と。
昔精神科の患者さんは「狗憑き」「狐憑き」とされていたこともありますからね。陰陽師、民間の祈祷師などが大活躍していました。もちろん私宅監禁として座敷牢に閉じ込められ存在自体を否定されていました。日本の精神科治療の歴史は浅い。呉秀三 (くれ しゅうぞう)(1865〜1932)が人道的治療を施す病院として東京府癲狂院(テンキョウイン)(後の都立松沢病院)を作ったのが1879年です。たった120年足らずです。哲学や一般医学からしたらどうでしょう。
現在では精神病は「脳の病気」として認知されつつありますが、臨床にいても「わけのわからない病気」としてしか理解していない専門家もいますが。
つまり摩訶不思議な「狗憑き」「狐憑き」などの霊的なものではなく科学的根拠に基づいた内臓の病気(脳も内臓です)である。と考えれば、京極堂の台詞すごく理解出来ますね。

てか、まぁきっと色々怖いものでてくるんでしょうけどね。

見た方、読んだ方ネタバレで結構ですので色々教えてくださいね。映画「リング」のCM見ただけで夜胸がバクバクして眠れなくなるぐらいのびびりんなので(´∇`)ケラケラ





2005/07/26
そろそろ本題を。。。2

これは「ネコでも分かる精神分析」という題のコラムなので必死で本題にもどそうとしています(゜∀゜)アヒャ
さて、数年後私は正看護師として大学病院の心療科(精神科)に配属され精神科ナースとしてトレーニングを受けることになります。スーパーバイザーに恵まれ、フロイトの精神分析、メラニークラインの対象関係論を基礎とし患者を理解することを知りました。あくまでもその理論からみるとという視点でです。
スーパーバイザーは精神力動的観点から患者理解をし、治療者側の逆転移、あるいはナースの直感的インプレッションを非常に大切にし、ビオンの集団力動論にも理解がありました。
私は結構ナースの先輩にもドクターズにもかわいがられた方だと思います。その分単純な私は必死に勉強しました。必死というのは語弊があるかもしれません。おもしろかったのです。
スーパーバイザーからのスーパービジョン、レクチャー、そしてカンファレンスから患者さんの「突飛な妄想内容」にも意味とその妄想が出てくるに至る背景が理解できるようになりました。
幻聴にしても然り。
リーダーナースをこなす頃には、患者さんの症状や行動化までが予測出来、それを患者さんに言語化を促して(自傷行為などの)行動化を防いだり、あるいは症状が悪化してもオロオロすることがなくなりました。外泊と聞けば帰院してきた日の夜になんらかの症状が出るかもしれない、あるいは不仲な家族や逆にクラインの言う呑み込む母親的家族が面会に来た後は荒れるぞ・・・とか。ドクターとの面接の後は行動化注意とか。何を話したかによりますが、面接はドクター、ナース、患者の3者で行われ、シェアされていました。
これが患者理解のすべてだとは言いません。が、そこで気づいたのです。あの看護学生時代感じていたグロテスクさ、普通と感じていた人が垣間見せる狂気さえも「理解」という立場に立てばおびえる必要などない。常に患者の病理はグループによってシェアされ、それぞれの中で理解されそれぞれの医者、ナースの言葉や態度や行動によって患者の中に再び「正常なもの」として還元されていく。この図式が出来上がっていたからです。(正常な集団の場合ですけどね)
つまり、患者はナースや医者を通して精神的に未発達であった部分を発達させる。精神科の患者さんは自然に「怒る」ということがすごく苦手です。苦手というか「怒り」が自分の中にあるということがとても耐えられない方が多い。その「怒り」が自らに向いたものが「鬱状態」であったり、ある人は「不眠」だったりある人はあからさまな「自傷行為」であったりします。どう行動していいか分からない、あるいは怒りを意識化せず無意識に押し込むメカニズムを身につけてしまっているため、ムリが出てくるわけですね。まず、怒りを意識化し言語化することを医者やナースを見ながら学ぶわけです。ですから、精神科ナースやドクターやカウンセラーは患者のモデルとしての役割も担っているわけです。

こう書いてみると精神科がおどろおどろしいとか、グロテスクとか思わないですよね。患者さんの「星を動かす」という妄想はその患者さんの背景をよく知らないのでここでは触れませんが、映画「PICNIC」の中で浅野忠信が見るグロテスクな幻覚も幻聴もすべて「罪悪感」を意識化出来ない、意識化してしまうと怖いことが起こるという幼児的魔術的思考が見せている幻にすぎません。「罪悪感」を感じてしまうと壊れてしまうという不安にフタをするため退行しきっていると理解出来ます。
妹を殺して平然としているCHARA演じるココの言動は何も知らないとぞっとしますが、「罪悪感」を退行した上に躁的に防衛したものと理解出来ます。あるいは否認か。。。。。。つまり、心が壊れないように、発狂しないように必死で守っている状態なのです。そのための行動は一見奇妙に見え、不気味です。しかし、心の均衡を保とうとする故の心の必死の抵抗なせる業なのです。それが症状です。幻聴や幻覚、リストカット、大量服薬などの行動化といったものです。きちんと理屈に合っているわけです。
そいういった心のメカニズムを知らずに見ると彼らの言動は奇怪でグロテスクで不気味にしか映らないのです。私がそうであったように。

ちなみに前の病院に勤めていた頃に感じていた私の中に芽生えた「絶望感」は自らの先の見えなさを抱えている患者さんから投影され同一化を起こしていたものと思われます。この「絶望感」はその際患者さんには意識化されていません。当然抱えられない危険なものとして無意識に押し込まれています。しかしそれはナイことにしても消化されてない(受容されてない)感情ですから患者さんにとっては「脅威の異物」なんですよ。ですので、抱えきれず周囲に振りまきます。アレと同じです。自分がお腹すいているときに「お腹すいてない?」と人に聞くという行動。あれに近いです。患者さんは私というスクリーンを使って自らの「絶望感」を映写機で映す様に投影し、私もそれに不自然に自分の「精神科ナースとは何をする人?」という疑問に答えてくれる人が誰もいない、モデルとなる人もいない状況で感じていた絶望に近い不安に同一化し行動していた。ですから、あの病院にいたころはいつもいつも無力感だけが私を支配していました。そして患者さんにどう接してよいか分からなかった。投影性同一化が起こっているときにスタッフの感じる「ギクシャクした感じ」を感じながら患者さんと過ごしていた。また、本来患者さんが感じるべき「無力感」などの感情を私が肩代わりして感じていた。こういった場合力動の分かっているスタッフであればこの感情を自らだけのものにせず、患者に脅威にならないように中和して還元していきます。それが精神科の治療なのです。



2005/07/26
そろそろ本題に。。。1

実は私のもつ3つ、4つくらいのサイト、ブログからこのページにリンクしています。
2つの世界を行ったり来たりする私にはこういう中和されるというかトンネル的ページが必要だったようです。
で、リンクしました。元のページもしくはブログに帰る際はブラウザのバックからよろしくです。

いくつかのブログには書きましたが、最近頻繁にテレビCMをしている「姑獲鳥の夏」のいしだあゆみの奇声。怖いですよね。
もう何見ても何聞いても怖い私には。+゜(ノ∀`)゜+。ムリムリ。
で、ヒッキーな私(ちょっとここんとこ引きこもりに拍車がかかってます)は2ちゃんにはりついてCM板なんかを見たりしてるんですけど、あのCMが「怖い」と逆ギレしてる人多数で私だけじゃないんだ。。。と少し安心しました。
んでも、人はどんなときあんな声出すんだろう。とか思っちゃったのと「怖いCMスレッド」で「結局いしだあゆみってキティ(精神的にオカシイ人を総称)な役なわけ?」というレスポンスに対し京極夏彦の原作を読んだ方が「うーん。元々すごく良識ある院長婦人なんだけど話が進んでいくうちに。。ぇ?とかってなんかこうこの人って?っていう部分がでてくるんだよね」というレスポンスがついていまして、私の興味を大いにそそりました。



いませんか?そういう人。精神病院に看護学生のアルバイトとして勤めていた頃、「この人のどこがおかしくてどの辺りが病気なんだろう?」という方がたくさんいて混乱しました。
まさに私の頭の中は例の「picnic」(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HP51/250-0330657-0525833)さながらの精神病院を思い描いていたんでしょうね。まだ18歳でしたし。(ちなみに18のときバイトしてた病院はその斜め上を行く感じの病院でしたよ。。)
ニコニコして「○○さんの顔見ると元気でるよ」とか「○○さんもはよええ彼氏見つけなあかんね」とか普通に話をしていたおじさんとかおばさんが「○○さん俺(私)な星動かすことできるねん。○○さんにだけ見せたるわ」 
私:「・・・・・はい?(゜∀゜;)」

みたいな状態で。衝撃と共にちょっぴり背筋がゾクリとしたものです。精神科の患者さんたちの話はいつもグロテスクで、それに拍車をかける閉鎖的雰囲気な病院と、専門的知識よりも経験則に基づいて動く看護師たち。汚れた壁とコンクリとも言えないような床の牢屋のような隔離室(旧・保護室)。1日中壁に向かって幻聴と話をしている人がいる一方で、薬の副作用で舌が出っぱなしで涎を垂れ流すおじさん。常同行動と言って延々と同じ行動を繰り返す人。
私は精神科のナースになりたくてナースになりました。だからこれが精神科なんだ。これが現実なんだ。とそこで働いている間は自分の中に芽生える「恐怖心」「理解の出来なさからくる気持ち悪さ」を封印していました。患者さんの訴えはいつも突飛に感じたし、妄想、幻聴そして根拠のない訴え。と適当に聞き流していたような気がします。というか理解出来ないし、無意識に逃げ腰なんですからスルーですよね。外泊する不安が妄想や幻聴といった症状に転化されている。あるいは、自傷行為といった行動化として表現される。そんなことを知ったのはまだずっとずっと後の事になります。
ただ、毎日が辛く私に精神科ナースはムリかも。
もう何をどうすればいいのか分からない。という絶望感にも似た気持ちを抱きながらその病院で働いていたというのも付け加えておく必要があります。これが後に自分の中で患者理解というものにつながっていったからです。


**文中に出てくる患者さんの言動や言葉は本物でなく本物の患者さんの言葉を私が若干手を加えフィクションにしています。


2005/07/23
サブリミナル効果ときもちわるいCM2

検証サイトは何個かあります。しかし、2chのスレッドが一番まともな気がします。
2chでの多くの意見は「きもちわるいと思いながらなんとなく見ていたが、ここでの検証を見て余計に気持ち悪くになった」「すごくトラウマ。(ハート編を)3歳ころに見た」 が、今だに怖い」等の声があります。
何もきもちわるいからむやみに批判してるわけじゃないですよ。
コマ送りすれば分かりますが、ハートには目視できないようにエイズ感染源の一つの針、ペニスが刺さったり。受精するような感じで精液様の液体がかかったりします。

人形編はあのフラッシュは明らかに原爆のときのものにそっくりで、歌も不快です。最後の「ざまぁみろ」の真意が何なのかこれが余計に不気味です。
そこでとり立たされている。サブリミナル効果です。実際普通に見ていて視覚的、聴覚的に認知できるものはサブリミナル効果とは言いません。これは何気なく見ているポスターの中にあるメッセージが含まれている。。場合もあるわけですよ。その何気なくというところに作用するというわけです。潜在意識ですね。無意識といったほうがいいのかな?認知心理学のほうでは少し研究されてたり、文献があるはず。(探す気にはなんないけど)

ぶっちゃけ前出のハート編のペニスも精液も注射針も目視は出来ないそうです。もう一つの「ざまあみろ」はよく聞くと聞き取れるらしいです。

私がこの嫌な話題をわざわざ取り上げたのは。。。
もし、マスコミその他のメディアで知らない間に自分の意識操作がされてたら怖いな。と思ったからです。
実際されてるんですけどね。

たとえば当たり前に見ているお母さんが朝ごはんを作ってお父さんがぼさぼさの頭で起きてくる。
なんてCMとかドラマがありますね。
これはジェンダーロールを刷り込みます。また、細いモデルさんが山ほど出てきますよね。これは女性の摂食障害にも関係をもたらしているといわれています。
つまり、意識化しているのと無意識にぼんやり見ているのとでは影響のされ方が違うということですね。
サブリミナル効果の真偽は今だはっきりされてはいないですが、一応CMの手法としては禁止されています。
理由はただ一つ。精神的に有害だからです。
無意識に他人に意識や行動を操作されるってどうですか?

私はこの上なく怖いと思います。
サブリミナル系のものっていうのはね、聞いてる、あるいは見てると私みたいに精神的に脆弱な人間にはどんなにポジティブなものでも不快にしか映りません。
気分が悪くなったり、頭が痛くなったりしますよ。
ポスターね。たばことかによく使われてますね。サブリミナル。
気づくとぞっとしますよ。悲鳴を上げるくらいに。ホラー映画どころの話じゃない。何気なく見てるから怖いんですよ。それを気づいたときの衝撃が大きい。

まぁね。元々テレビあんまり見ない人だったので免疫もないんでしょうね。ホラー映画なんかとんでもないですよ。
名前聞くだけで具合悪くなるくらいですもん。
全然関係ないけど、ラジオのAM放送の終了時の「君が代」、テレビのNHKの放送終了時の日の丸と「君が代」。これは中学時代まで私をおびえさせていたものでした。
まぁ時間帯もあるんでしょうね。

ちなみにこのフジのJOCX MIDNIGHTのアイキャッチ。他のシリーズもなんとなく気持ち悪いです。深夜だからかな。今でもスカパー系では流されているそうですよ。気をつけてくださいね。
私は元々テレビ見ない人なんですよね。例の霊媒体質でほとんど新品テレビ壊してから1年以上もテレビナシの生活平気なくらいでしたから。
CATVに半ば強引に加入させられてからテレビみるようになりましたが、もっぱら海外ドラマ。フジ系のチャンネルもセットでしたがほとんど見ませんでした。元彼と「カノッサの屈辱」の再放送を笑いながら見た程度。ですから、そのアイキャッチはどのシリーズも見てないんですよ。幸い。

話はそれましたが、情報の海の中で生きていくって大変だなぁ。。。と。
情報の海の中で自分に必要な情報だけを選別しながら生活するのは不可能なんでしょうかね?

アナログに。
もう少しアナログに戻ったほうがいいようですね。


長文読んでくださってありがとう。

つっかどうしよう。。もすかぅがサブリミナルだったらww
今あの踊り練習ちうです(´∇`)ケラケラ



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