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2002/11/20
子猫の想い 昭彦の心

「あきぃ… 昭彦ぉ… …どこ? …どこにいるのぉ?」

          『子猫・・・ここや。ここにおるで?
           ちゃーんと側におるがな。・・・ん?』

「…本当? …ホントに側にいるぅ? …昭彦ぉ…?」

          『お前の側におるでぇ?
           約束したやろ?・・・死んでも離さへんて。』

「あきぃ… … … だって… 昭彦が…見えないよぉぉ…」

          『わしはお前のすぐ側にちゃーんとおるがな。
           お前だけや。・・・愛している。・・・わしの子猫。』

「…だって… …だって… …見えないよぉぉぉ… 抱いてよぉぉぉ…」

          『抱いたるでぇ。いつだって、どこだって・・・
           可愛い可愛いて・・・お前を抱いたるがな。』

「あきぃ… ずっと… ずぅーっと… 一緒だよね…?」

          『ああ。ずっと、ずぅーっと一緒やでぇ。
           離さへん。・・・子猫、お前はわしのもんや。』

「…なら… ねぇ… 抱き締めて… 強く強く… 抱き締めて…?」

          『愛してるで・・・子猫。・・・ずっとずっとお前だけや。
           寂しい時・・・辛い時・・・悲しい時・・・いつだって一緒や。』

「あきぃ… …あき…? …昭彦ぉ…?」

          『愛してる・・・子猫・・・愛してる・・・
           わしはいつでも側におる。・・・お前の心の中におるで。』

「…いや… いや… いやぁぁ… 心じゃいやぁぁぁ…」

          『側におるがな。・・・目ぇ閉じて感じるんや。
           わしを感じるんや。・・・いつも側で抱き締めとるで。』

「あきぃ… 猫に触って… 肌に触れて… 強く…抱き締めてぇ…」

          『抱き締めてるがな。わしはちゃんとお前を抱いつで。
           いつだって・・・子猫と一緒や。愛してるでぇ。ん?』

「… … …うん。 …そうだね。 …昭彦は…いつも一緒だよね。」

          『そうや。わしはいつでも子猫と一緒におるんや。
           寂しいない。・・・悲しいないでぇ。・・・子猫・・・』



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